■ ID | 829 |
■ 種類 | 学会発表 |
■ タイトル | 埼玉県北部におけるPM2.5中PAHsの長期連続観測結果 The long term continuous observation of PAHs in PM2.5 in north Saitama Region. |
■ 著者 | 梅沢夏実
Natsumi Umezawa
埼玉県環境科学国際センター 米持真一 Sinichi Yonemochi 埼玉県環境科学国際センター |
■ 出版元 | (社)大気環境学会 |
■ 出版年 | 2008 |
■ 誌名・巻・号・年 | 第49回大気環境学会年会、平成20年9月19日 |
■ 抄録・要旨 | 平成12年9月から騎西(環境科学国際センター)で連続測定を実施しているPM2.5と、これと並行して一部の期間に実施している鴻巣自排(鴻巣天神自排局)のPM2.5について、これらに含有されるPAHs5種の分析結果をもとに、平成20年8月末まで7年間の経年変化を解析した。
毎年の9月〜翌年8月を年度とすると、PM2.5質量濃度は平成12年度から13年度にかけてやや大きく低下した後はおおむね横ばいで、常時監視のSPMとの濃度差は平成13年度から14年度にかけて小さくなった後は変化がない。また、騎西におけるPAHsの濃度推移を見ると、平成15年度までは濃度が低下した後は横ばいとなっており、平成18年度の濃度は平成12年度の61〜68%(B[a]Aは45%)とすべての成分の含有率が低下した。そのほか、沿道地点の鴻巣自排とその後背地である騎西を、年間のデータが揃っている年度(12、16、17、18年度)だけで比較すると、両地点とも減少傾向にある。また、平成16年度までは鴻巣自排の方が高濃度であったが、平成17年度からは逆転した。 PM2.5,多環芳香族炭化水素,長期 |
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